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Japanese Photographer
「 信州、小谷村。北アルプスの山脈に抱かれたその麓には、小さな集落が点在し、その営みを今も静かに残している。村人は、厳しくも豊穣な山の自然とめぐる季節の流れの中で、日々暮らしている。深い山の中にいると、ふと、自分という儚い存在が、大きな懐に包まれているような感覚になるときがある。それは人智を超えた意志を持ち、絶えず呼吸している、ひとつの巨大な生命体のようだ。山は水を生み、あらゆるいのちを育んでいる。 その麓で、家族と仲間と共に生きて、働いて、いのちをつないでいく 」
手に掬えばこぼれ落ちていく光 鼓動するこの赤い水はいつか海へ、そして天へと それは、刹那という永遠の光景 Light escaping from my hands as I try to scoop it Stormy red water will circulate around the sea and sky someday An eternal scene lies within a moment.
「消えていくいまを、そこに在ったはずの光を、光の痕跡として記憶していたい、写真に残したいと衝動することは、いまを生きている私の本能だ。」 (野村恵子 ステートメントより) 輪廻と転生のコードへ 「野村さんが写し取るイメージは、決してパセティック(悲壮的)ではないが、 そこはかとなくメランコリーの気配がただよっていて、ぼくは共感する。」 ----森山大道 (写真家)
スウェーデン・ストックホルムにある新進気鋭の出版社LIBRARYMANの編集者が、前年にミラノで手にした彼女の写真集「DEEP SOUTH」に衝撃を受けたことにより、出版に至った本作。 「水」をゆるやかなキーワードとしながら、撮影の舞台を東京や福井へと拡張し、巡りゆく季節のうつろいの中、「生」が生み出す一瞬の煌きを捉える。巻末に元パープル誌編集長のエレン・フライスによる寄稿テキスト。
沖縄を中心に、奄美大島、台湾、ハワイ島、南インド、そして東京と、2000年~2006年にかけて、自然の風景と女性達の姿を撮った作品群です。 独特の色彩感覚と力強さ、そして濃密な空気感を表現することで注目を集めてきた野村恵子が、時空を自由に駆け巡るようにしてまた新たに濃密な世界を紡ぎだしました。
13人の写真家が、EU全25カ国を撮りおろした 画期的な写真集シリーズ『In-between』の第6巻。野村恵子がイタリアとスウェーデンを撮り下ろした写真集。
野村恵子による1997-99年沖縄。 「街や人々のたたずまいからにじみ出る沖縄を、猥褻にそして甘く切ない色彩と光で見事に写した、初の作品集」 第16回東川新人作家賞受賞作。